2013年03月04日
⑥バックエンドを用意する。

今日は、直接に名刺のことではなく、名刺の「行き先」についての話になります。
でも、この話はかなり、重要です。
バックエンドと聞いて何のことだろうと思う人もいらっしゃるかも知れませんが、バックエンドとは、フロントエンドに対するマーケティング用語です。
ラーメン屋さんで言うと、広告に「割引券」というオファーを用意して、お店に来店させて「ラーメン」というフロントエンド商品を食べていただき、その先にある「他の商品(バックエンド)」の餃子や炒飯なども売るようなシステムのことです。
つまり、2ステップで広告を展開しているということです。
フロントエンド(入口)に名刺があり、名刺交換したお相手にを「どこか」(バックエンド)に連れて行きましょうということなんです。
もっといろいろあるのですが、ややこしくなるので、ここまでにしておきますね。
私の作る名刺には、私の詳しい情報を知りたければ「ホームページ」を見てください。と、言うようなことが書かれています。
名刺に書ききれない情報は、ホームページに乗っけていますという意味なのです。
多くの人が、名刺を渡せばいつか思い出してもらえて、電話がかかって来て、仕事をもらえると思っていると思いますが、そんなことはまずありません。
砂漠で水を売っているならともかく、今すぐ必要とは思えない、聞いたこともないあなたの商品を買っていただくのなら絶対に詳しく説明しなければ、ならないのは当たり前です。
どんなに「スゴイ」名刺を作ったとしても、名刺に記載できる内容には限界があります。
ぜひ、バックエンドを用意して、あなたの推奨する商品やサービスのことを、さらに詳しく説明する場所へ、お相手をお誘いして下さい。
えっ、じゃあホームページを作らないといけないの?
そんな費用も時間も無いよ、という方にこの方法をオススメします。
ずばり、「ブログ」や「SNS」のサービスを使ってください。
私は、自社サイトのほかに、この「IKORAブログ」と、「FaceBook」を使っています。
それぞれに持ち味があって、使い勝手もいいです。
しかも無料で、5分もあればスタート出来ます。
両方やるのがいいと思いますが、まだやって無いと言う方は、今すぐどちらか一方でも、やり始めたほうがいいです。
お客様は、あなたのことなんか気にしていません。
お客様は、あなたの言うことなんか聞きたくもありません。
お客様は、あなたの言っていることなんか信用しません。
お客様は、あなたのために今すぐ動いてはくれません。
お客様は、忙しいです。
だからこそ、広告に「手」を抜いてはいけないのです。
おもしろい「名刺」を渡し、お客様をびっくりさせて、
ブログや、フェイスブックページへ連れてくるのです。
そこで、じっくり話を聞いてもらいましょう。
お客様は、あなたのことなんか気にしていません。だから、名刺でびっくりさせて気にしてもらいましょう。
お客様は、あなたの言うことなんか聞きたくもありません。だから、聞きたくなるような工夫が大事です。
お客様は、あなたの言っていることなんか信用しません。だから詳しく聞いていただかなくては、
お客様は、あなたのために今すぐ動いてはくれません。だから動きたくなるようなオファーを用意します。
お客様は、忙しいです。だから、簡単にすむ方法を用意しましょう。
それが名刺→ホームページ(ブログ、Facebook)への流れです。
これが無いと本当にもったいないです。
今日はけっこう大事なこと書きました。
次回も、名刺作りからは少し離れて、このまま意外と使われていない、「FAce bookページ」についてちょっとだけ書きます。
Face bookをやっていても、Face bookページをやっていない人は多いです。
かなり、損してますよ、
(つづく)
2013年03月01日
⑤肩書きを創ろう

今日は「肩書き」についてお話します。
名刺をお渡しする目的は、①興味を持ってもらい、②何かの時に思い出してもらい、③仕事をいただく
っていう風に流れていくことを想定していますが、そのためには「私はこんな人間です。」と、
瞬時に解るようにしておかなければならないのです。
このことは、何度もくり返し言っていることです。
なので、一目で何屋さんか解るような社名じゃなく、特別に特徴のある役割もしていないよ言う場合に、
勝手に肩書きを創出して、名乗ってしまいましょうとおすすめしています。
山田商事株式会社 代表取締役 では、何をしている人なのかさっぱり分からないですよね。
ここではつまり、肩書きで「何屋」さんか、言ってしまうということです。
肩書きで「何をする人なのか」一発でわからせるのです。
例えば、私は職業で言うと「はんこ屋」なのですが、(こんなこと言ってしまっていいのか解りませんが)はんこを売っても売っても、リピートにほとんどならず、いつも新規のお客様を探し続けなければならないところに、限界を感じていました。
何か、自身の扱う商品でリピートのきくものはないかと考え(考えるまでもなかったのですが)名刺という商品にたどり着きました。
とは言え、ただの「印刷屋」や「名刺屋」では、ライバルが多すぎますので、「名刺仕掛人」と名乗ることにしたのです。
これで私は、ただの印刷屋さんから、名刺に売上アップの仕掛けを作る、「一風変わったおもしろい名刺を作る人」に格上げされたということなんです。
名刺交換すると、「ああ、なるほどね」なんて、よく言っていただけるようにもなりました。
また、「名刺仕掛人」と名乗ることで、ライバルが居なくなっちゃうんですよ。
どういうことかと言うとヤフーやグーグルで「名刺仕掛人」と検索していただくと解ります。
WEBで、「名刺仕掛人」と検索すると、私しかいませんからね。
しかも、検索ページの4~5ページ目ぐらいまで、私の関係の何らかの記事でほぼ埋め尽くされてしまいます。
とくにSEOとか考えなくてもいいんです。
これではライバルたちも「名刺仕掛人」とは名乗りたくないはずです。
肩書きを創って名乗るだけで、こんなことも出来るというわけです。
経営コンサルタント → 中小企業売上請負人
弁護士 → 過払い金請求完全請負人
保険代理店 → 老後の安心設計技士
など、仕事を細分化して得意な物に特化すると、新しい「肩書き」がうまれそうですね。
屋号もそうです。
山田商事株式会社では、何屋さんか全く解りませんが屋号にすると
「メガネのやまだ」と名乗るだけで、あ、メガネ屋さんだと解るというようなことなのです。
社名だけでは職業がわからないという会社の方や、ライバルが多すぎて目立たないという職種の方には、今すぐやってみることを強くおすすめいたします。